企業景況感が大幅悪化、リセッションは第2四半期も続く見通し
Ifo経済研究所が26日発表した6月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は前月を3.0ポイント下回る88.5となり、エネルギー危機が先鋭化していた昨年11月以来の低水準まで落ち込んだ。同指数の低下は2カ月連続で、 […]
Ifo経済研究所が26日発表した6月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は前月を3.0ポイント下回る88.5となり、エネルギー危機が先鋭化していた昨年11月以来の低水準まで落ち込んだ。同指数の低下は2カ月連続で、 […]
独経済・気候省は23日、太陽電池産業向けに補助金を交付する方針を発表した。米国のインフレ抑制法(IRA)を受け、ドイツでの投資を見合わせる動きが出ていることに対応。助成措置を通して国内生産を促進する意向だ。ロベルト・ハー
ドイツ連邦議会(下院)は23日、専門人材移民法案を与党の賛成多数で可決した。国内での就労を希望する外国人を点数で評価するポイント制を同国で初めて導入。少子高齢化を背景に深刻化する専門人材を確保する狙いだ。法案は今後、州政
ドイツ政府は21日の閣議で、道路交通法(StVG)改正案を了承した。安全性とスムーズな交通の流れを目的とする現行法を修正。環境・気候保護、都市計画、健康保持を新たに道交法の目的に追加することで、各道路に適用する交通規則に
ドイツ政府は26日の閣議で、1時間当たりの法定最低賃金を来年と再来年の1月にそれぞれ41セント引き上げる意向を表明した。最低賃金諮問委員会の答申を踏まえたもの。諮問委では労働組合代表と雇用者団体の代表の意見が分かれたもの
ドイツと中国の政府間協議が20日、ベルリンで開催された。独中の政府間協議は7回目。今回は西側諸国と中国の地政学的な対立を背景に両国関係が冷え込んでいることから、「環境・トランスフォーメーション対話」の設立で基本合意した以
欧州連合(EU)主要国のドイツ、フランス、イタリアは26日に開いた経済産業担当相会合で、重要資源の調達での協力を強化することで合意した。レアアースなどでの脱中国依存を図る狙いがある。 EUはレアアースやリチウムなどの調達
欧州連合(EU)の欧州委員会は20日、地政学的緊張の高まりや急速な技術革新に伴って生じるリスクを最小化するための経済安全保障戦略を発表した。中国やロシアを念頭に、人工知能(AI)をはじめとする先端技術の流出や軍事転用を防
欧州連合(EU)加盟国は23日の外相理事会で、ウクライナへの侵攻を続けるロシアに対する新たな制裁パッケージで正式合意した。軍事転用可能な製品や技術がEUから第三国経由でロシアに渡る「迂回輸出」を防ぐため、規制対象となって
欧州中央銀行(ECB)は15日に開いた定例政策理事会で、政策金利を0.25ポイント引き上げることを決めた。利上げは8会合連続で、金利は22年ぶりの高水準となった。ユーロ圏は景気後退入りしたが、インフレ対策を優先。ラガルド
企業や業界を横断してデータを連携・活用するために経済産業省などが先ごろ立ち上げたイニシアチブ「ウラノス・エコシステム」に、独自動車業界主導のデータ交換プラットホーム「カテナX(Catena-X)」の関係者が戸惑っているも
ドイツ政府は14日、同国初の安全保障戦略を公表した。安全保障は市民の日常生活に直接かかわる課題だという「総合安全保障」観をベースとしており、戦略策定を主導したアンナレーナ・ベアボック外相は「21世紀の安全保障は軍事・外交
欧州連合(EU)の欧州委員会は15日、第5世代(5G)移動通信システムのインフラから中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)を排除するよう加盟国に要請した。「他の通信事業者よりリスクが高い」と指摘し
ドイツ政府は14日の閣議で国道走行料金法改正案を了承した。トラックの国道走行料金に、走行で排出される二酸化炭素(CO2)の量を反映させるようにするのが最大の柱。物流企業などに保有するトラックを内燃機関車から電気自動車・燃
ドイツ連邦統計局が13日発表した5月の消費者物価指数は前年同月比6.1%増となり、インフレ率は3カ月連続で低下した。ただ、水準自体は依然として極めて高い。これまでに引き続き食料品が最も強く全体を押し上げた。 エネルギーの
ドイツ連邦統計局が20日発表した5月の生産者物価指数(2015年=100)は前年同月比1.0%増となり、上げ幅は21年1月以来2年4カ月ぶりの水準に縮小した。ロシアのウクライナ侵攻開始から1年以上が過ぎたことから、ベース
ドイツ連邦統計局が14日発表した5月の卸売物価指数(2015年=100)は前年同月比1.1%減の133.1(2015年=100)となり、2カ月連続で低下した。22年3月(132.5)以来の低い水準で、過去最高となった22
ドイツ連邦統計局が20日発表した4月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価調整後の実質に営業日数・季節要因を加味したベースで146.8(暫定値)となり、前月を0.8%下回った。同指数の低下は2カ月連続。サプライ
ゼロコロナ規制が解除されたにもかかわらず、ドイツ企業の中国事業見通しは改善していないことが、在中国ドイツ商工会議所(AHK中国)が会員企業を対象に実施したアンケート調査で分かった。イェンス・ヒルデブラント理事は、「市場の
独経済省は8日、国内の半導体プロジェクト31件に対する公的助成が欧州連合(EU)の欧州委員会から承認されたと発表した。申請したのは32件であるため1件が承認されなかったことになる。不許可となったのは蘭ネクスペリアが独北部
ドイツ環境省の報道官は7日までに、中国から欧州連合(EU)市場に流入するバイオ燃料について、欧州委員会に調査を要請したことを明らかにした。安価な油を混合したバイオ燃料が欧州向けに輸出されている疑いがあり、EUが定める持続
ドイツ連邦経済省は9日、電力価格の高騰で超過利潤を得た企業に課してきた超過利潤税を延長せず、今月末で廃止すると発表した。電力価格が低下し、超過利潤の発生がなくなったことを受けた措置。同税の根拠となっていた欧州連合(EU)
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した4月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価調整後の実質に季節・営業日数を加味したベースで前月比0.3%増の98.8(暫定値)に上昇した。同指数の改善は2カ月ぶり。製造業新規
ドイツ連邦雇用庁(BA)が5月31日発表した同月の失業者数は254万4,000人となり、前月を4万2,000人下回った。ただ、減少幅は5月としては小さく、季節要因を加味したベースでは9,000人、増加した。ダニエル・テル
欧州連合(EU)と米国は5月30、31の両日、スウェーデンで貿易やハイテク分野での協力強化を目的とする閣僚級会合「米EU貿易・技術評議会(TTC)」を開き、中国を念頭に貿易や投資の制限などで他国に圧力をかける「経済的威圧
欧州連合(EU)の欧州委員会は1日、事業者間の研究開発(R&D)および専門化に係る水平的協定の一括適用免除規則(HBERs)と、水平的協定に関するガイドラインの改正案を採択した。新規則は7月1日付、新ガイドライ
ドイツ経済を底支えする中小・中堅メーカーの間に製造拠点を国外に移転する動きが強まってきた。背景にはエネルギー価格の高騰など一過性の問題のほか、構造要因も横たわっており、経済界の危機感は大きい。独産業連盟(BDI)のジーク
新しい脱炭素技術の投入で価格競争上、不利になる企業に、従来型の技術で生産する競合製品との差額を国が補償する「炭素差額契約(CCfD)」の導入に向けてドイツ政府が動き出した。CCfD入札の予備手続きに関する情報が6日、官報
ドイツのロベルト・ハーベック経済・気候相と欧州連合(EU)欧州委員会のカドリ・シムソン委員(エネルギー政策担当)は5月31日、グリーン水素市場の創設に向けたドイツとEUの取り組みを連携させることで合意した。同国のイニシア
ドイツ連邦統計局が5月31日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比6.1%増と大きく上昇したものの、上げ幅は前月(7.2%)を1.1ポイント下回った。インフレ率の低下は3カ月連続。比較対象の2022年5月はロ
ドイツ連邦統計局が5月31日発表した4月の輸入物価指数(2015年=100)は前年同月比7.0%減の128.6となり、09年10月以来の大幅下落を記録した。同物価の低下は2カ月連続。比較対象の22年4月はロシアのウクライ
ドイツ連邦統計局が5日発表した4月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節調整ベースで前月比1.2%増の1,304億ユーロとなり、2カ月ぶりに拡大した。比較対象の前月は6.0%減と大幅に落ち込んでいたことから、4月はベース効果
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した4月の製造業新規受注指数(2015年=100)は、物価調整後の実質に季節・営業日数を加味したベースで前月比0.4%減の94.8(暫定値)となり、2カ月連続で落ち込んだ。減少幅は前
ドイツ連邦統計局は25日、1-3月期の国内総生産(GDP)が物価調整後の実質に季節・営業日数を加味したベースで前期を0.3%下回ったことを明らかにした。4月下旬に発表した速報値では前期比横ばいとなっていたいが、下方修正さ
Ifo経済研究所が24日発表した5月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は91.7となり、前月を1.7ポイント下回った。同指数の低下はエネルギー危機がピークに達した昨年10月以来で7カ月ぶり。特に先行き見通しが悪
市場調査大手GfKが25日に発表したドイツ消費者信頼感指数の6月向け予測値は5月の確定値(-25.8ポイント)を1.6ポイント上回るマイナス24.2ポイントへと上昇した。同指数の改善は8カ月連続。貯蓄性向が弱まったことが
独連邦議会は26日、介護保険改革法案を与党の賛成多数で決議した。同法案は介護保険の構造赤字解消と給付拡大のほか、子供の数に応じた保険料率の差別化を強化することが柱。大統領の署名を経て施行される。新たな保険料率が7月1日付
欧州連合(EU)欧州委員会のブルトン委員(域内市場担当)は24日、人工知能(AI)の急速な進化に対応するため、開発企業と協力して「AI協定」の策定を目指す方針を明らかにした。EUはAIの利用に関する包括的な規制の早期導入
欧州連合(EU)のミシェル大統領と欧州委員会のフォンデアライエン委員長は22日、ソウルで韓国の尹錫悦大統領と会談し、外交・安全保障、経済、気候変動など幅広い分野で協力関係を強化する方針で一致した。 EU首脳は広島での主要
ドイツ連邦統計局が19日発表した3月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価調整後の実質に営業日数・季節要因を加味したベースで148.0(暫定値)となり、前月を1.3%下回った。同指数の減少は2カ月ぶり。サプライ
欧州連合(EU)の欧州委員会は17日、EU関税同盟が完成した1968年以来、最も野心的かつ包括的な関税制度の改革案を発表した。電子商取引の普及などによる輸入量の増大や、それに伴う税関検査の複雑化に対応するため、データ主導
欧州連合(EU)加盟国は17日開いた大使級会合で、再生可能エネルギー指令の改正案について協議したが、原子力由来の低炭素水素の扱いについてフランスなどが難色を示し、議長国スウェーデンの判断で採決を見送った。欧州議会と閣僚理
ドイツ経済の停滞感が強まってきた。エネルギー価格が下落し、昨年秋に比べると状況は改善しているものの、景気に勢いはなく、本格回復の見通しも立っていない。独商工会議所連合会(DIHK)は22日に発表した企業景気アンケート調査
ドイツ連邦統計局が19日発表した4月の生産者物価指数(2015年=100)は前年同月比4.1%増となり、上げ幅は21年3月以来2年1カ月ぶりの水準に縮小した。ロシアのウクライナ侵攻開始から1年以上が過ぎたことから、ベース
欧州を対象とする外国直接投資は昨年5,962件となり、前年を1%上回ったことが、コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)が11日に発表した調査レポートで分かった。増加は2年連続。ドイツなど主要国への投資が低
ドイツのロベルト・ハーベック経済相(緑の党)は10日ベルリンで開催された独商工会議所連合会(DIHK)のイベントで、ドイツ企業の対中国投資に審査制度を導入すべきとの立場を表明した。技術やノウハウが中国に流出し、国内から失
ドイツ政府は10日、ハンブルク港トラーオルト・コンテナター埠頭(CTT)に海運大手の中国遠洋海運集団(COSCO)が出資する計画を承認すると発表した。COSCOはCTTに24.99%出資し、「優先ハブ」として利用できるよ
欧州連合(EU)加盟国は12日、議長国スウェーデンの首都ストックホルムで非公式の外相会合を開き、対中政策を見直す必要があるとの認識で一致した。中国の軍事的脅威が高まるなか、同国への関与を維持しながら、戦略的に重要な物質や
ドイツ連邦統計局が10日発表した4月の消費者物価指数は前年同月比7.2%増となり、インフレ率は2カ月連続で低下した。ただ、水準自体は依然として極めて高い。ルト・ブラント長官は、先月に引き続き食料品が最も強く全体を押し上げ
ドイツ連邦統計局が15日発表した4月の卸売物価指数は134.6(2015年=100)となり、前年同月を0.5%下回った。同指数の低下は2020年12月以来で、2年4カ月ぶり。指数も過去最高となった昨年9月(138.6)に