機械業界の新規受注、4月は20%減に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が5日発表した独業界の4月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月比20%減と大幅に落ち込んだ。世界経済の低迷が反映された格好。VDMAのエコノミストは、改善の兆しはないと述べた。

国内受注が15%、国外が同23%の幅で落ち込んだ。国外はユーロ圏が21%減、ユーロ圏外が24%減となっている。

新規受注を特殊要因による統計のブレが小さい3カ月単位の比較でみると、2~4月は前年同期を実質14%下回った。国内と国外がともに14%減少。国外はユーロ圏が15%減、ユーロ圏外が13%減だった。

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