建築許可が16年来の下落幅に、3月は-30%

ドイツ連邦統計局が17日に発表した3月の建設許可件数(増改築を含む)は前年同月比29.6%減の2万4,500件となり、2007年3月以来16年ぶりの大幅下落を記録した。建材費の高騰と金利上昇で需要が急速に冷え込んでいる。

建築許可件数は昨年5月に減少へと転じた。10月には減少幅が10%台に拡大。今年1月以降は20%台が続いている。

1-3月期は6万8,700件となり、前年同期を25.7%下回った。新築住宅は28.4%減の5万7,700件。1世帯住宅が31.1%減の1万4,300件、2世帯住宅が51.9%減の4,100件、3世帯以上の集合住宅が25.2%減の3万7,200件だった。

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