シーメンス

独電機大手のシーメンスと自動車部品大手のコンチネンタルは7月29日、架線給電トラック用パンタグラフの開発・生産に向けて協業すると発表した。トラックメーカーが必要とする量を手ごろな価格で提供できるようにする考え。架線給電網が欧州の高速道路の主要区間に構築されることが今回の協業を商業化できるかどうかのカギを握ることになる。ドイツについては総延長1万3,000キロメートルのアウトバーンのうちトラック走行が特に多い計4,000キロの区間に設置すれば、温室効果ガスの排出削減に大きく貢献できるとしている。

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