テクノロジー

エアバス、ポーランドから光学衛星システムを受注

●仏政府の支援を受け、軍需部門が初めて国外に供給 ●光学衛星システム「S950」の打ち上げは2027年の計画 欧州エアバスは4日、軍需部門のエアバス・ディフェンス・アンド・スペースがポーランドから光学衛星システム「S95

ポーランドの触媒スタートアップ、480万ドル調達

●同社はオレフィンメタセシス反応を促進する独自の触媒を開発 ●石油大手オルレンは石化事業に同社の技術を採用 触媒技術を開発するポーランドのアペイロン・シンセシス(Apeiron Synthesis)はこのほど、480万米

ポーランド、IT人材が不足

●業界求人全体の42%で、適任者を見つけるまで6カ月以上かかる ●就業人口に占めるIT職の割合はEU内で3番目に小さい ポーランドでIT専門家が不足している。人手が足りないために、プロジェクトを断念したり、計画よりも時間

リトアニアの新VC、ディープテックファンドを開設

●資金規模は1,300万ユーロ、アーリーステージの企業を支援 ●ディーブテックおよびライフサイエンス技術に特化 リトアニアの新ベンチャーキャピタル(VC)「バルティック・サンドボックス(Baltic Sandbox)」が

チェコの病院と米マイクロソフト、デジタルホスピタルを構築

●患者のエクスペリエンス向上に貢献する新技術を可視化したもの ●ユーザーは仮想的に様々な医療機器の情報を得られる 米マイクロソフトとチェコのオロモウツ大学病院が提携し、デジタルホスピタルを構築した。どのような新技術が患者

波力発電のEWP、トルコの電力公社とプロジェクトで合意

●最大73MWの整備が実現すれば世界最大級の波力発電所に ●業界団体はEUで50年までに100GWの発電容量を整備可能とみる 波力発電技術のエコ・ウェーブパワー(EWP)は8日、トルコ黒海沿岸のオルドゥ港における発電所の

ドナウ川流域14カ国の技術革新プラットフォーム始動へ

●技術革新分野での連携を強化し、西欧地域との差を縮める狙い ●「中東欧諸国の競争力維持にはイノベーションが不可欠」 ドナウ川流域の14カ国が参加するドナウ・テックバレー・イニシアチブ(DTVI)計画が具体化に向けて動き出

半導体生産に乗り出すラトビア、国内12団体が協力で覚書

●開発製造能力の底上げを通じて半導体の国産化を拡大する ●他地域のチップに依存するEUの独立にも貢献する狙い ラトビアが半導体生産の強化に向けて動き出した。11月29日-30日に首都リガで開催された第5世代移動通信(5G

ヤンデックス顧問にクドリン元財相が就任

●同社の再編を経営側と政府側双方が満足できる形で進められると期待 ●同社は制裁対象ではないが、禁輸措置を受け経営が苦境に プーチン大統領の信頼が厚いことで知られるアレクセイ・クドリン元財務相(62)は5日、IT大手ヤンデ

ロスネフチ、ハッカソンで先端ソリューションを発掘

●業務プロセスのデジタル化に役立つソリューションを発掘 ●最優秀技術は同社の探査・採掘用ソフトウエアに組み込まれる ロシア石油最大手で国営のロスネフチは5日、自社の主催するハッカソン「ITマラソン」が終了したと発表した。

マイクロソフト、イスラエルで多言語カルテ翻訳にAIを活用

●同システムは不完全な文章から必要な情報を抽出し自動翻訳する ●同社の医療向けテキスト解析ソフトウエア「TAFH」を活用 米マイクロソフトのイスラエル法人が人工知能(AI)を使った医療機関向けソリューションを開発している

スロベニアの電動航空機メーカー、カナダに初納入

●納入した「ヴェリス・エレクトロ」は定員2人の固定翼機 ●法的前提を満たして運行している電動航空機は世界で同機のみ スロベニアのピピストレル(Pipistrel)がカナダに初めて2人乗り電動航空機「ヴェリス・エレクトロ」

日立の米子会社、ルーマニアのフォーテックを買収

●欧州事業の拡大戦略の一環、顧客・技術力基盤の強化を図る ●フォーテックは幅広いデジタルエンジニアリングサービスを提供 日立製作所の米国子会社グローバルロジックは21日、ルーマニアのソフトウエア開発大手フォーテック(Fo

IT拠点候補としてセルビアに注目、ロシア移民の存在で

●開戦以来、同国にはロシアから多くのIT専門家が移住 ●セルビアはEU加盟候補国でありながらロシアに融和的 ソフト開発大手のルクソフト(Luxoft)は18日、セルビアで開発センターを開所した。IT技能を有するロシア移民

トルコの仮想通貨取引、世界で最も盛んに

●取引アプリの利用者割合は12月に1日平均5.05%と記録的高率 ●同国以外でアプリ利用者比率が2%を超えたのは英国と米国のみ ビットコインなどの仮想通貨の取引が世界で最も活発な国はトルコだということが、国際決済銀行(B

イスラエル、フィリピンで淡水化・下水処理技術の需要見込む

●「淡水化技術がセブ島の水不足解消に向けた選択肢の一つ」 ●イスラエルは淡水化施設で年間約6.6億リットルの飲料水を生産 イスラエルの水道技術業界が、新たな輸出先としてフィリピンに注目している。今月にはイスラエルの業界大

チェコUAVメーカー、8機を680万ユーロで受注

●受注は「欧州外」から、オプションでさらに16機受注の可能性 ●同社は軍用モデルを中心に受注が順調 チェコの無人航空機(UAV)メーカー、プリモコUAVが「欧州外」から「ワン150」を8機受注した。契約額は680万ユーロ

台湾の中東欧ファンド、リトアニアに1,000万ユーロ投資

●まずはレーザー技術のリティリトに350万ユーロを投資 ●工業技術研究院と、IoT技術開発のテルトニカは半導体分野で提携 台湾政府系の台杉投資(タイワニア・キャピタル)が運営する中東欧ファンドが、リトアニアの半導体生産に

ハンガリーとタイのフィンテック業界が提携

●両国当局はブロックチェーン技術の活用に前向き ●中銀デジタル通貨(CBDC)の実用化も視野に入れる ハンガリー・フィンテック連合とタイ・フィンテック協会(TFA)は10月25日、ブロックチェーン技術(DLT)の利用の可

米アドビ、ルーマニア開発拠点を拡充

●同国拠点はアドビにとり欧州最大の開発センター ●エンジニアの雇用数は現在、約1,000人 米ソフトウエア大手のアドビがルーマニア事業を強化する。欧州最大の開発センターである同国拠点を拡充するため、ソフト開発のエンジニア

イスラエルのフォーシー、「ウナギ肉」の培養法を開発

●細胞の特徴をそのまま複製するオルガノイド技術を使用 ●「足場」が不要、筋肉と脂質を別々に培養して合体させる必要も無い イスラエルのフードテック・スタートアップであるフォーシー・フーズ(Forsea Foods)が、細胞

トルコ、来年の中銀デジタル通貨導入を計画

●国際取引の合理化や、銀行口座を持たない人に決済手段を提供する ●「政府が個人の支出を把握できるようになる」と警鐘も トルコが来年にも中央銀行デジタル通貨(CBDC)を導入する計画だ。先週発表された2023年度大統領府年

イスラエル新興企業、ソーダ灰を現場で取り出すCCUを導入

●活性酸素の一種を用い、CO2の排出現場でソーダ灰を取り出す ●韓国の化学・繊維企業コーロン工業ともCO2回収事業で基本合意 二酸化炭素(CO2)の回収・有効利用(CCU)技術を手がけるイスラエルのエアロヴェーション(A

トルコ防衛企業、国産「ブラックボックス」を開発

●軍のフライトデータのセキュリティ確保を目的に開発 ●アセルサンはCSMU開発で国内企業と協力 トルコの防衛企業で電子機器を生産するアセルサン(Aselsan)が国産フライトレコーダーの開発を進めている。軍が利用するフラ

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