その他産業

ブルガリアのデヴニャ・セメント、CCUSの試験事業を開始

●成功すれば同社は東欧初の炭素中立のセメント生産者となる ●ANRAV-CCUSでは回収したCO2を黒海の枯渇ガス田に永久貯蔵する 独ハイデルベルク・マテリアルズのブルガリア子会社であるデヴニャ・セメント(Devnya […]

カールスバーグがロシア事業売却へ、取引額や売却先は非公表

●露国内に計8工場を持つ同社は売上高の9%を同国事業が占める ●露事業の分離は「膨大な作業を要し、コストもかさんだ」 欧州ビール大手のカールスバーグ(デンマーク)は23日、ロシア事業の売却契約を結んだと発表した。売却先や

EMS大手の中国USI、ポーランドに第2工場設置

●同社はシステムインパッケージ(SiP)の世界大手 ●生産能力を引き上げて欧州需要の増大に応える 電子機器受託製造サービス(EMS)を手掛ける中国の環旭電子(USI、上海)は20日、ポーランドで新工場の起工式を行った。U

ポーランドで大型PPプラントが稼働、輸入依存脱却に貢献

●中東欧にある同種のプラントとしては最大規模 ●米ハネウェルなどが精製技術をライセンス供与 ポーランド化学大手グルパ・アゾティは22日、同国北西部のポリツェにおけるプロピレン・ポリプロピレン(PP)生産プロジェクト「ポリ

デンマークのEMS大手GPV、スロバキアに新工場

●製造コストを抑え、欧州事業を展開する顧客ニーズに応える ●新工場は既存拠点に隣接して建設、2024年初頭に稼働の予定 デンマークの電子機器受託製造(EMS)大手GPVは23日、スロバキアに新工場を設置すると発表した。欧

独ボッシュ・レックスロス、スロベニアで新工場開所

●スロベニアの既存3拠点をすべて新工場に移す ●電動ドライバーなどの製造工程を国内で一貫して担当する 独ボッシュの産業機器子会社ボッシュ・レックスロスが16日、スロベニアのブルニクで新工場を開所した。投資額は1,320万

ルーマニアのSMR導入計画、国内および米韓の6社が提携

●6社は欧州におけるSMR事業拡大でも協力する意向 ●サムスン物産はSMR導入でニュースケールと包括的に提携 ルーマニアにおけるモジュール式小型原子炉(SMR)の導入に向け、ルーマニア、米国、韓国の6社が提携する。ルーマ

トルコ初の港湾クレーン遠隔操作システムが稼働

●港湾管理会社DPワールドが運営、労働災害防止が目的 ●電動のコンテナクレーンとトランスファークレーン各8基が対象 トルコ西部イズミル湾のヤルムジャ港で、同国初のクレーン遠隔操作システムが稼働した。ドバイに本拠を置く港湾

東欧が欧州のヒートポンプ生産地に

●ポーランド、チェコ、スロバキアに大手メーカーが工場設置 ●必要な人材が比較的安く雇用できるのが強みに 燃料価格の高騰やロシア・ウクライナ戦争に起因するエネルギー危機でヒートポンプの需要が高まる中、東欧がヒートポンプの重

スロバキア、台湾と半導体分野で提携

●スロバキアの訪問団は台湾の政府系機関と8つの覚書を交わす ●半導体の他、パワーデバイスや電動車の複合部品開発で協力 スロバキアのペーテル・シュヴェツ副経済相は8日、訪問中の台湾で、台湾工業技術研究院(IRTI)とスロバ

ポーランド、水素パイプラインとCCS施設の整備を検討

●化石資源の輸入を減らし、重要産業の脱炭素化を支援する狙い ●CCSは特に重工業の排出削減策として有望視されている ポーランドの送ガス事業者ガスシステムが、水素パイプラインの敷設と二酸化炭素(CO2)の地下貯留施設の整備

ポーランドOSGEと加OPG、SMR提携を強化

●OPGとOSGEがポーランドを始め欧州諸国で協力してSMRを導入 ●両社はGE日立ニュークリアエナジーのSMRの採用を予定 カナダのオンタリオ州電力公社(OPG)とポーランドのオルレン・シントス・グリーンエナジー(OS

ポーランド、原子炉シミュレーター設置へ

●同国は米国と韓国の技術を採用し、原発の設置を目指す ●政府計画では初の原子炉が2033年に稼働 ポーランドが3~4年以内に、訓練用の原子炉シミュレーターを設置する計画だ。教育科学省と石油大手PKNオルレン、ウカシェヴィ

仏アルストムら、ルーマニアで無人運転地下鉄の工事受注

●クルジュ・ナポカ初の地下鉄1号線の開発を受注 ●同線は国内初の無人運転路線、アルストムはメイン部分を担当 仏鉄道車両メーカーのアルストムは25日、トルコのギュレルマク、ルーマニアのアルカーダと共同で、ルーマニアのクルジ

ポーランド初の水素機関車、試験運行にゴーサイン

●PESAは水素機関車の開発で石油大手PKNオルレンと提携している ●水素機関車は牽引能力が3200トン、1日分の水素燃料は約170kg ポーランド初の水素燃料電池機関車(水素機関車)がまもなく実用化される見込みだ。同国

台湾の徳淵集団、ポーランドに生分解性ストローの工場開設

●工場は業界大手の銘安科技との合弁 ●同地に欧州本社も設置し、市場の本格開拓に乗り出す 台湾の接着剤・特殊化学大手の徳淵集団(Tex Year)は15日、ポーランド中部のグニェズノで堆肥化可能なストロー工場の落成式を行っ

ルーマニアのOMVペトロム、グリーン水素生産で助成獲得

●助成額は最大3,900万ユーロ ●容量20MWの水電解槽を設置し、年間2,600トン以上の水素を生産 オーストリア石油大手OMVのルーマニア子会社OMVペトロムは22日、プロイェシュティのペトロブラージ製油所に水素製造

洋上風力発電と海底送電で独・バルト3国が協業

●欧州の炭素中立実現とエネルギー安全保障に寄与する試み ●投資額は風力発電パークを除き50億ユーロと見積もられている ドイツとバルト3国の送電事業者は9日、バルト海での洋上風力発電と送電の分野で協業合意した。欧州の炭素中

富士通ゼネラル、ポーランドでヒートポンプ生産か

●現地紙によると、工場建設費は10億ズロチ、雇用は1,000人以上 ●同国はヒートポンプ需要が急拡大、ダイキン工業も工場を建設 富士通ゼネラルはポーランドでヒートポンプ暖房機工場の設置を検討しているもようだ。国営ポーラン

墺イニオ、セルビアから水素対応ガスエンジン発電機を受注

●グリーン水素を燃料とし、EV充電スタンドの電源として利用 ●00%水素に対応するCHPがセルビアに導入されるのはこれが初 ガスエンジンを手がけるオーストリアのイニオは、ベオグラード郊外の熱電併給施設(CHP)向けに、水

仏HDFエナジー、ラトビアのDIGASと戦略提携

●DIGASは鉄道車両向けの改造キットを製造している ●両社はディーゼル車両を水素仕様に改造する事業で協力 高出力燃料電池を製造する仏HDFエナジーは4月25日、鉄道車両向けのレトロフィットキット(改造キット)を製造する

リニア鉄道システムのネヴォモ、独車両リース会社と提携

●磁気浮上式鉄道の新技術の走行試験を行う ●既存設備を活用し、導入時間短縮と費用の縮小を実現する 磁気浮上式鉄道システムの開発を手がけるポーランドのネヴォモ(Nevomo)は8日、独自技術「マグレール」の実用化でドイツの

タムラ製作所がルーマニアに工場設置、モジュール製品を生産

●充電器などモジュール製品の需要拡大に対応 ●来年11月の量産開始を予定する タムラ製作所は8日、ルーマニアに生産拠点を設置すると発表した。電子部品事業を強化し、欧州市場で拡大する充電器などモジュール製品の需要を取り込む

ペンタックス・メディカル、ブルガリア工場を増強

●使い捨て気管支鏡の生産能力を引き上げる ●機材類の調達や微生物研究所の建設に1,030万レフを投じる 光学メーカーHOYAの子会社で医療機器メーカーのペンタックス・メディカルはブルガリア南部のプロブディフ工場を増強する

ポーランドのヒートポンプ販売数、昨年は102%増加

●同国の伸び率は3年連続で欧州一 ●ダイキン工業、ボッシュもヒートポンプ工場を建設 ポーランドでヒートポンプ需要が急速に拡大している。欧州ヒートポンプ協会によると、昨年の販売数は前年比102%増の19万5,480台に達し

ブルガリア、欧州バッテリー・アライアンスに参加

●欧州イノベーション・技術研究所と提携し、関連業界を強化 ●アライアンスには同国のおよそ440社・機関が加わる ブルガリア投資誘致機関のインベスト・ブルガリア(IBA)はこのほど、欧州連合(EU)の研究開発促進機関である

南アのソーラーMD、ブルガリアで再生エネ用蓄電池を生産

●ブルガリアのグリーンエネ設備容量は今後3年で6000MWを超える ●同社はグリーンエネの貯蔵システム用にリン酸鉄リチウム電池を生産 南アフリカのリチウムイオン蓄電池大手ソーラーMD(Solar MD)は2日、ブルガリア

風力タービンのシーメンス・ガメサ、ポーランドで大型受注

●バルト海洋上風力パークに発電容量1.5GWのタービンを供給 ●バルティカ2は同国の洋上風力発電施設として過去最大の規模 独シーメンス・エナジーの風力発電タービン子会社シーメンス・ガメサが20日、ポーランドで大型事業を受

独計量器大手ビゼルバ、セルビア工場が開所

●同社にとり中東欧初の生産拠点 ●小売店向けのハイテク計量器を生産する 計量器大手の独ビゼルバは20日、セルビア中西部のヴァリェヴォで工場を開所した。小売店向けのハイテク計量器を生産する。同社にとり中東欧初の生産拠点で、

トルコがホウ素の加工能力を増強、3工場設置に5億リラ

●トルコのホウ素埋蔵量は世界の約73%を占める ●大統領は初の国産電気機関車「E5000」の生産にも言及 トルコのエルドアン大統領は18日、中西部のエスキシェヒルで行われたホウ素の加工工場の開所式に出席し、同地にさらに3

独化学大手ヘンケル、ロシア事業を現地企業に売却

●投資会社のコンソーシアムに540億ルーブルで売却 ●ロシアでは計11工場を展開し、現地市場向けに生産してきた 化学大手の独ヘンケルは20日、ロシア事業を現地投資会社のコンソーシアムに売却することで合意したと発表した。取

チェコ産炭地域の3州、水素産業の合同調査で合意

●脱炭素化の流れの中、新産業としての水素の可能性を探る ●気候中立に向けたEUの助成獲得を狙う チェコ産炭地の3州知事はこのほど、水素産業の集積地(水素バレー)構築の実現に向けて、共同で調査していくことで合意した。脱炭素

スウェーデンのEMS企業ノート、ブルガリア同業を買収

●欧州顧客に近い地域でコストを抑えた生産態勢を整える ●東欧の工場は2カ所に増加 電子機器受託製造サービス(EMS)を手がけるスウェーデンのノートは13日、ブルガリアの同業ATMエレクトロニクスの全株式を約3,600万ス

ハンガリー、農業分野で日本との協力深化に意欲

●高品質の加工食品輸出に向け資金を投下しており、投資を歓迎 ●EUの日本産食品の輸入規制について撤廃を働きかけていく ハンガリーのイシュトヴァーン・ナジ農業相は3日、大鷹正人駐ハンガリー大使との会談後のプレス発表で、農業

独ヘンケルのロシア資産、現地投資会社が買収か

●当該の投資会社は地場製薬大手ファームスタンダードを所有 ●売却契約には将来的に資産を買い戻す権利が含まれている 独化学大手ヘンケルのロシア資産が売却されるもようだ。経済紙『ヴェドモスチ』が3月28日、情報筋の話として伝

ロスネフチ、インドへの原油輸出でドバイ価格を適用

●欧州に代わりアジアへの原油輸出を増やしていることが背景に ●欧州のブレント原油に対し、ドバイ原油はアジアの市況を反映 ロシア石油最大手のロスネフチとインドの製油最大手インド石油(IOC)が、ドバイ原油価格を基準に取引す

GEの再生エネ部門、トルコで130MWpの太陽光発電所を建設

●「フレックスインバーター」技術の提供と発電所の設計を担当 ●10GWの発電容量を整備する同国の入札事業の一環 米ゼネラル・エレクトリック(GE)の再生可能エネルギー部門GEリニューアブル・エナジーは28日、太陽光パネル

独ファイラント、スロバキアのヒートポンプ新工場が稼働へ

●セニカ工場はヒートポンプ専門、年産能力は30万台 ●暖房メーカーはヒートポンプ事業を積極的に拡大 暖房機器大手の独ファイラントはこのほど、スロバキア西部のセニカに新設したヒートポンプのメガ工場が5月から操業を開始すると

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