●ハネウェルはPDH装置「UOPオレフレックス」を技術供与
●プラントの生産能力は100万トンと世界最大
米複合企業のハネウェルは20日、トルコ化学会社ササ・ポリエステルインダストリーズの計画するプロピレンプラントに自社のプロパン脱水素(PDH)装置「UOPオレフレックス」技術が採用されると発表した。生産能力は100万トンで、完成すると世界最大となる。受注額は明らかにされていない。ササが今年1月発表したプロジェクト投資総額は15億米ドルに上る。
ササは南部アダナ県のユムルタルクにプラントを設置する。プロジェクト期間は来年から2026年で、プロピレン製造装置のほか、液体・コンテナ貨物港を建設する。