Tモバイル・ポーランド、ワルシャワに技術ハブを開設

●自動車、コネクテッドカー、航空宇宙分野など対象に事業展開

●5Gや光ファイバー、機械学習などのプロジェクトに取り組む

ドイツテレコム傘下のポーランド移動通信大手Tモバイル・ポーランドはこのほど、ワルシャワにテクノロジーハブ「Tハブ・ポルスカ」を開設した。ドイツテレコムの既存ハブと連携し、自動車とコネクテッドカー市場、航空宇宙分野などを対象に事業を展開する。今後3年間でITとネットワーク技術の専門家を500人雇用する予定。クラクフとブロツワフにはサテライトオフィスを持つ。

「Tハブ・ポルスカ」は他のハブと同様に、アプリケーション・エンジニアリング、ネットワークサービス・イノベーション、グローバル・コネクティビティ・ソリューションの各分野で企業単位から国家レベルまで様々なプロジェクトに参加する。具体的には、第5世代移動通信システム(5G)のスタンドアローン(SA)構成(5G SA)と光ファイバー網の導入、自動化と機械学習、ソフトウエアに外部との接点を設ける「API化(APIfication)」などを扱うプロジェクトを手掛ける。

新ハブはチェコ、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、インド、スロバキア、スペインにある既存拠点と連携して業務を行う。新たな開発分野やパートナーを模索し、様々な分野の新興企業と提携することも業務に含む。

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