PKNオルレンのチェコ子会社、EV急速充電網整備でシュコダ自と協力

●見込み需要の高い場所に容量150kW以上の充電ポイントを設置

●設置箇所は主に汎欧州運輸ネットワーク(TEN-T)のルート沿い

ポーランド石油最大手PKNオルレンのチェコ子会社、オルレン・ウニペトロルは電気自動車(EV)用の急速充電インフラの整備で同国のシュコダ自動車と協力する。自社のサービスステーション網を活用し、EVの急速充電ネットワークを拡大する。業界誌『ペトロールプラザ』が17日に伝えた。

両社はEV充電の需要が高いと見込まれる場所に容量150キロワット(kW)以上の充電ポイントを設置する。オルレン・ウニペトロルは設置箇所を選定。シュコダ自は充電プラットフォームと充電ポイントを統合して運用できるようにするためのノウハウを提供する。

オルレン・ウニペトロルによると、設置箇所は主に汎欧州運輸ネットワーク(TEN-T)のルート沿いで、年内に少なくとも8カ所で設置工事を開始する予定。同社は国営電力CEZなどとの提携を通じ、これまでにガソリンスタンド55カ所に合計225台の充電ポイントを設置した。

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