ハンガリーOTP銀、印iGCBの勘定系システム採用へ

●同システムは銀行の中核業務に関連する機能を包括

●OTP銀は優れた顧客エクスペリエンスが実現と期待

インドの金融テクノロジーグループ、インテレクト・デザイン・アリーナ(IDA)は22日、リテール銀行ソリューション事業のインテレクト・グローバル・コンシューマー・バンキング(iGCB)の勘定系システム「インテレクト・デジタルコア(IDC)」が、中東欧の大手金融機関であるハンガリーのOTP銀行に採用されることが内定したと発表した。契約規模や時期などの詳細は明らかにしていない。

インテレクトによると、OTP銀はIDCを通じて、カスタマイズ化したソリューションを迅速に市場投入し、優れた顧客エクスペリエンスが実現できると考えている。

iGCBのシステムの特長については、◇銀行の中核業務に関連する機能を包括◇機能拡張がしやすいAPIファースト・アーキテクチャを採用◇人工知能(AI)、データ分析などを取り入れ、顧客一人一人にリアルタイムでコンテキストに応じたオファーができる――などにあると説明する。

IDAは、インドを拠点とする金融テクノロジー企業。主に銀行、保険会社に対し、ソフトウエア開発などのソリューションを提供している。

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