ソラリス、ドイツで水素バス52台を受注

●ソラリスにとり過去最大の水素バスの受注案件

●ドイツ北部のロストック都市圏で運行

ポーランドのバス製造大手ソラリスは20日、ドイツ北部のロストック地域の公共交通事業者rebus Regionalbus Rostockから水素バス「ウルビーノ・ハイドロジェン」52台を受注したと発表した。2024年末までに納車する予定。ソラリスにとって、過去最大の水素バスの受注となる。

今回受注したのは、全長12メートルの水素バス47台と連接バス5台の計52台。燃料電池の出力は、全長12メートルの水素バスが70kW、連接バスは100kWとなっている。電気モーターの出力は160 kWと240 kW。今回受注した水素バスは、エネルギー需要のピーク時に燃料電池をサポートするトラクションバッテリーのほか、ヒートポンプも搭載している。

rebus Regionalbus Rostockは、今回の水素バスの大規模導入に合わせて、ギュストローとドーベランにある車庫(デポ)2カ所に水素充填ステーションも整備する。

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