●「フレックスインバーター」技術の提供と発電所の設計を担当
●10GWの発電容量を整備する同国の入札事業の一環
米ゼネラル・エレクトリック(GE)の再生可能エネルギー部門GEリニューアブル・エナジーは28日、太陽光パネルメーカーの仏エコグリーン・エナジーと共同で、トルコに太陽光発電所を建設すると発表した。GEは独自の太陽光発電技術「フレックスインバーター(FLEX Inverter)」を提供するほか、発電所の設計とエンジニアリング、調達、試運転を担当する。
トルコ中南部のニーデ・ボアに、総発電容量130メガワットピーク(MWp)の太陽光発電所を建設する。同事業は入札を通して国内の太陽光発電を拡充するエネルギー省の「YEKA GES-4」計画に基づくもの。YEKA GES-4では2017年から27年にかけて計10ギガワット(GW)の発電容量を整備することになっている。これにより同国の太陽光発電容量は35年までに52.9GWに達する見通しだ。
フレックスインバーターは太陽光インバーターや電源変圧器、補助変圧器などを20フィートコンテナに統合したソリューション。工場出荷時の状態で設置できるため現場での作業負担を減らせる。
GEはトルコですでに1.3GW相当の太陽光発電プロジェクトを実施している。