温室栽培を最適化するシステムを開発している。イチゴやハーブ、レタスなどの小型野菜に適したソリューションで、温室空間全体をくまなく活用することで生産性を最大化しつつ、植生に悪影響を与えることなく作業できるようにする。システムは自動化されており、エネルギーや資材などの効率的な利用を可能にしている。
同社のシステムは、温室内の縦方向に栽培トレーを多段式に設置し、栽培規模に応じて段数を調節する仕組み。地上に据え置くタイプのため高い負荷(1ヘクタール当たり600トン以上)にも耐えられる。低コストと汎用性の高さが特長で、システムの導入費用は1平方メートル当たり35ユーロ以下だという。
同社は2022年の設立と同時に特許を取得し、ジョージアの技術革新庁(GITA)から助成金を獲得した。スタートアップ・ジョージアのプレアクセラレーター・プログラムに参加している。
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