屋根材とソーラーパネルを一体化した屋根材型太陽電池（BIPV）の製造販売を手掛ける。太陽エネルギーを利用しながら通常の屋根材として機能する「2-in-1」の屋根システムとして製品を展開している。住居や公共建物の建設における自社製品の標準化を目指しており、直近のラウンドで獲得した1,000万ユーロを投じる計画だ。
同社のBIPV製品はソーラーパネルの変換効率が最大19.5％、温度計数は－0.41％/℃。堅牢で、雹に対する耐久性試験では氷球を時速130キロで打ち込んでも破損しなかった。デザイン性にも優れており、建物の外観を損なうことなく屋根に太陽電池を統合できる。これまで8カ国700カ所にBIPVの設置実績がある。
2015年の設立。製品はエストニア国内で製造している。今後、生産施設の自動化や、建設業界向けに太陽光発電をより効果的に導入できるソフトウエアソリューションの開発にも投資していく方針だ。
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