台湾とトルコ、EVと自動車部品分野で協力

台湾とトルコの自動車団体は8日、電気自動車(EV)と自動車部品の分野での協力促進に向けた覚書(MoU)を交わした。同覚書はイスタンブールで開催された国際自動車部品見本市「アウトメカニカ」(6月8日~11日)で、台湾輸送車両製造協会(TTVMA)と、トルコの電気・ハイブリッド自動車協会(TEHAD)によって署名された。

在トルコの台湾貿易事務所によると、台湾からトルコへの自動車部品および関連製品の輸出額は2022年に10億台湾ドル(3,252万米ドル)に達した。

トルコは今年、国民EVメーカーのTOGGが初のモデルとなるミドルクラスSUV「T10X」を発売した。台湾も独自にEVバスや乗用車の開発を進めており、同事務所は両国の自動車産業が相互に補完し合う可能性があると指摘している。

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