音楽配信サービス大手のスポティファイ・テクノロジー(スウェーデン)は5日、全従業員の2%に相当する約200人を削減すると発表した。スマホやパソコンにコンテンツをダウンロードして再生できる音声配信サービスのポッドキャスト部門の再編に伴う措置となる。
削減はポッドキャスト部門パーキャスト、ギムレットの要員が対象。同事業は多額の投資が経営を圧迫していることから、スポティファイはパーキャストとギムレットの統合を決めた。これに伴い、人員を削減する。
同社は1月、新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもり需要で急増していた収益が悪化していることから、従業員の6%に相当する約600人を削減すると発表していた。これに続く大規模なリストラとなる。