LiVe

アーヘン工科大学(RWTH)のPEM研究所(Production Engineering of E-Mobility Components)などが参加する電気トラックの研究プロジェクト。長距離輸送用の大型トラックの電動化およびライフサイクルコストの最適化に取り組む。

異なる顧客のニーズに対応可能で過度な投資負担のかからない調達可能なモジュール式駆動装置の開発を目指しており、複数の試験用車両を製造する計画。

これまでに18トンの電気トラックと高架(パントグラフ)から電気を充電する電気トラックのプロトタイプを開発した。

プロジェクト実施期間は2017年9月1日から2022年12月31日まで。RWTHのPEM研究所のほか、RWTHの工作機械研究室(WZL)、いすゞのドイツ法人も参加している。また、ドイツ連邦環境省が資金支援している。

当該プロジェクトではこのほど、ベルリン近郊にある独電機大手シーメンスの架線給電インフラ「eHighway」(5キロメートル)を使用して、パントグラフから電気を充電する純粋な電気トラックのプロトタイプの実証試験を実施した。

配送需要が高まる中、輸送車両における二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NOx)の削減は益々重要になってきている。

当該プロジェクトでは今後さらに、燃料電池を搭載したトラックを含む2モデルを開発する計画。

上部へスクロール