燃料電池の主要部品であるバイポーラプレートとスタックの製造技術を開発するドイツの共同プロジェクト。バイポーラプレート、スタック、燃料電池システムの品質を確保するための試験方法や工具の開発にも取り組む。
生産効率の向上、生産能力の拡大、自動化/機械化による再現性の向上、生産コストの削減などを目的としている。
当該プロジェクトのバイポーラプレートやスタックは、電動車用レンジエクステンダー向けの高温プロトン交換膜(HTPEM)燃料電池や、補助電源ユニットや海洋用途向けの低温PEM燃料電池(LTPEM)での使用を想定している。
プロジェクト予算は約426万ユーロ。うち、ドイツ政府は約270万ユーロを資金支援している(期間:2018年12月1日~2022年9月30日)。
プロジェクトには、下記の3社・機関が参加している。アイゼンフートは主に、グラファイト製バイポーラプレートの製造、ドイツ航空宇宙センター(DLR)は品質管理技術、Siqensはスタックの製造・試験を担当している:
◇ Eisenhuth GmbH & Co. KG
◇ ドイツ航空宇宙センター(DLR)
◇ Siqens GmbH