独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が同国のITホールディング会社Etneteraグループと設立する合弁会社。
新合弁会社の設立により、デジタルツール、携帯端末アプリ、ウェブポータルなどの開発を強化し、シュコダの顧客体験(ユーザーエクスペリエンス)を改善する。また、次世代のエレクトロモビリティのソフトウエアも開発する。
新合弁会社はプラハに本社を置く。今後数年で、開発者、ソフトウエアの設計者、ビジネスアナリスト、UX/UI(ユーザーエクスペリエンス/ユーザーインターフェイス)のデザイナー、テスターなど、IT分野の専門家200人を採用する計画。
両社はすでに、スマートフォンアプリの開発など、様々なプロジェクトを通して約15年に渡り協力関係にある。
シュコダ自は新合弁の設立により、同社の製品をより使いやすくして顧客体験を改善するとともに、IT分野の開発プロセスを効率化する。
シュコダ自は経営戦略「ネクストレベル・シュコダ・ストラテジー2030」の中で同社におけるデジタル転換を強力に推し進めている。