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アーヘン工科大学(RWTH)が実施する長距離用電気トラックの架線技術(パンタグラフシステム)による充電に関する研究プロジェクト。

これまでのところ、電気トラックにパンタグラフを統合する手法は標準化されていないことから、当該プロジェクトでは、電気トラック2台を使用して、パンタグラフシステムの標準化や、パンタグラフの設置工程の簡素化に取り組み、電気トラックメーカーがパンタグラフを導入しやすくするための基盤を整える。

また、通常の電気トラックとパンタグラフシステムを搭載した電気トラックの比較、実際の走行データに基づいたCO2削減の可能性の評価、試験施設での走行試験による技術評価も実施する。

さらに、将来のユーザーの視点も取り入れるため、物流会社や業界団体にプロジェクトへの協力を求める意向。

プロジェクトは、アーヘン工科大学(RWTH)のPEM研究所(Production Engineering of E-Mobility Components)およびアーヘン自動車研究所(ika)の2研究所が実施する。調整役は、ikaが務める。

実施期間は、2022年1月1日~2024年12月31日まで。

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