イタリアのボルツァーノの公共輸送事業者SASA は8日、独商用車大手ダイムラー・トラックのバス部門ダイムラー・バスズから、燃料電池をレンジエクステンダー(航続距離延長装置)として搭載したメルセデスベンツの電気バス(連接バス)「eシタロ・フューエル・セル」9台を調達すると発表した。2023年末/2024年初めに納車される予定。SASAは先ごろ、ポルトガルのバス製造会社カエタノ・バスにも全長12メートルの燃料電池バス、5台を発注している。2021年には、ポーランドのバス製造大手ソラリスから、水素バス「ウルビーノ 12 ハイドロジェン」12台を調達している。