ステランティス、グルーと使用済み車両リサイクルの合弁設立へ

欧州自動車大手のステランティスは6月5日、ベルギーの金属リサイクル大手ガルー(Galloo)と使用済み自動車のリサイクルを事業とする合弁会社の設立について独占交渉に入る覚書(MOU)を締結したと発表した。差し当たり、2023年末にサービスを開始できると見込んでいる。当初は、フランス、ベルギー、ルクセンブルクにサービスを導入し、その後、欧州全域に拡大していく方針を示している。

両社は合弁会社を通して、使用済み自動車を回収し、自動車部品を再利用、再生、リサイクルする計画。

今回の取り組みは、ステランティスの循環経済(サーキュラーエコノミー)事業部門の戦略「4R」(再生:Reman、修理:Repair、再利用:Reuse、リサイクル:Recycle)の一環に位置づけられる。

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