HZwo:G3BIP

燃料電池の主要部品であるバイポーラプレート(BIP)の製造技術に関するドイツの研究開発プロジェクト。黒鉛化合物を材料とするBIPの半製品を押出プロセスで製造し、それに続く順送複合プロセス(成形、洗浄/後処理、接着、品質試験)で完成品のBIPに加工する。既存の産業製品・技術的な工程を燃料電池分野に活用・最適化する。

プロジェクト予算は約354万ユーロ。うち、約240万ユーロの資金支援(期間:2022年12月1日~2025年8月31日)を受けている。

具体的には、◇構造化されていないハーフプレートの開発と特性評価◇構造化されていない半完成バイポーラプレートおよび接合されたバイポーラプレートの自動品質管理◇構造化された半完成バイポーラプレートの洗浄と後処理◇構造化されたハーフプレートの接合によるバイポーラプレートの形成(リークテストを含む)◇材料組成の調査と反復的な最適化◇全体的なレイアウトのシステム統合および全体的な仮想生産プロセスのシミュレーション――などに重点を置く。

プロジェクトに参加する企業・機関は下記の通り:

ケムニッツ工科大学

XENON Automatisierungstechnik GmbH

PROTON MOTOR Fuel Cell GmbH

SURAGUS GmbH

Wesko GmbH

Kunststofftechnik Weißbach GmbH

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