ソラリス、独ICBから燃料電池バス10台を受注

ポーランドのバス製造大手ソラリスは15日、独フランクフルトの交通公社イン・デア・シティ・バス(ICB)が実施していた入札で、燃料電池バス10台の受注を落札したと発表した。受注総額は約650万ユーロ。2024年第1四半期に「ウルビーノ12ハイドロジェン」10台を納車する予定。

ICBはフランクフルト市のバスサービスの50%以上をカバーしている。228台のバスを保有し、34路線を運行している。従業員数は、ドライバー、整備工、総務など合わせて約750人。ICBは、フランクフルト市の気候保護目標の達成に向け、2030年代初めまでに保有車両を電動化する計画。ソラリスからはすでに、電気バスのほか、2021年に「ウルビーノ12ハイドロジェン」13台を調達している。

ソラリスはこれまでに、欧州の15都市に燃料電池バスを合計で約120台納車している。昨年には、同社の燃料電池バスのライアップに連接バス「ウルビーノ18ハイドロジェン」が加わった。

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