ステランティス、燃料電池合弁シンビオに資本参加

欧州自動車大手のステランティスは16日、フランスの自動車部品大手フォルシアとタイヤ大手ミシュランが設立した燃料電池事業の合弁会社シンビオに資本参加すると発表した。シンビオの資本の33.3%を取得し、ステランティス、フォルシア、ミシュランの3社による対等出資とする。当該取引は、当局の認可を経て、2023年第3四半期に完了する見通し。

ステランティスは、シンビオへの資本参加により、電気自動車だけでなく、燃料電池車の車種も増強し、低エミッション車のラインアップを強化することができる。

シンビオは、ステランティスの欧州および米国の事業基盤を活用したグローバルな事業展開が可能になり、成長を加速することができる。

シンビオは2023年下半期に仏東部のサンフォンでギガファクトリーの操業を開始する予定。

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