独マルクアルト、チュニジアに第2工場を建設

スイッチや操作システムなどを製造する独マルクアルトは5日、チュニジアに建設する第2工場の定礎式を行ったと発表した。新工場は、首都チュニスの近郊にあるエル・フェジャに建設する。2024年春から高級車向けに内装用の操作パネルの生産を開始する予定。新工場の建設投資は5,000万ユーロを超える。新工場の建設により、2020年代の末までに、エンジニア、技術者、生産要員などで1,500人の雇用を創出できると見込んでいる。

同社はチュニジアに1991年から事業進出しており、現在は同国で従業員約2,000人を抱える。チュニス近郊(Al Agba)にある第1工場は2014年に開設した。同工場では、当初は主に、電動工具や家電向けのスイッチ類を生産していた。現在は、建物・空調、洗浄機器、オフロード車両、産業用、自動車用のメカトロニクス・コンポーネントも製造している。

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