独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW) は、中国で電気自動車に特化したサブブランドを新たに立ち上げるもようだ。独業界紙『オートモビルボッヘ』がVW筋から得た情報として報じた。これによると、VWの電気自動車「ID.シリーズ」のようなラインアップになると見られている。具体的には、VWグループ傘下の高性能車ブランドであるスペインのクプラが発売する予定の電気自動車「タバスカン」を中国のサブブランドから発売する計画があるもよう。クプラ「タバスカン」は中国の安徽省にある工場で12月から、輸出向けに生産する計画だったが、中国市場向けにもサブブランドから発売する方向に戦略を修正したとされる。