独自動車大手のBMWグループは5月2日、独電力大手のE.ONと提携し、電気自動車とスマートホームを連携したインテリジェントな充電サービス「コネクテッド・ホーム・チャージング」を欧州市場で提供する計画を発表した。
当該サービスは、BMWグループ傘下のブランドであるBMWおよびMINIの電動車向けに提供する予定。まずは、2023年下半期の中頃から、自宅の太陽光発電設備の電力を車両の充電とスマートホームの間でインテリジェントに制御できるサービスを欧州の複数の国で提供する予定。
来年には、出発時間や走行距離に配慮した上で、電力価格が安い時間帯に車を充電できるサービスも導入する予定。将来的には、車載電池の電力を自宅の家電に利用したり、電力網に供給したりできる双方向充電もできるようにする方針を示している。