独自動車部品大手のコンチネンタルは4月20日、ポルトガルのロウザドに新しいソリューションセンターを開設した。タイヤ向けのデジタルソリューションの開発のほか、タイヤ分野の生産工程やビジネスプロセスのデジタル化に取り組む。従業員数は約80人で、2026年までに2倍に拡大する予定。
同センターは、既存のタイヤ工場の近くに位置している。IT、人工知能(AI)、応用分析、電子商取引(Eコマース)、産業工学などの分野から人材を採用しており、分野横断的なチームがデジタル技術の開発に取り組む。例えば、空気圧や走行距離などを監視するタイヤの管理ソリューションや、生産工程におけるAIを活用した品質管理の開発などに取り組む。
ロウザドは、近隣都市のポルトやブラガの大学から人材を確保することができる利点もある。