ルノーの公式アバター「RENO」、次世代BEVに順次導入

仏自動車大手のルノー・グループは13日、2024年から完全電気自動車(BEV)モデルに同社の公式アバター「RENO」を用いたサービスを導入すると発表した。「RENO」は運転アシスタントとしての機能を持ち、リアルタイムの会話など、車内で過ごす時間の質を高める様々なコンテンツを利用できる。

これに合わせルノーは「RENO」のスマートフォン用無料アプリの配信を開始した。ユーザーは2024年に発売予定の「ルノー5」と、その後の「ルノー4」など、「RENO」が搭載されるBEVモデルについての最新情報や予約注文の権利などを得られる。アプリは今年3月の仏国内を皮切りに、今夏にはドイツ、スペイン、イタリアでもダウンロードできるようになる。

アバターはインターネットなど仮想空間でユーザーの分身となるキャラクター。ルノーは「RENO」を通して車の乗員に完全な没入型のデジタル体験を提供していく。同アバターは昨年のパリモーターショーで公開された。

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