仏タイヤ大手のミシュランは22日、独ハノーバーで開催された「タイヤテクノロジーエキスポ2023」(3月21日-23日)で、「タイヤメーカー・オブ・ザ・イヤー賞」など2つの賞を受賞したと発表した。ミシュランがタイヤメーカー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞するのはこれが6回目。同一メーカーの受賞回数として最多となる。
同社はまた、環境負荷の低い持続可能素材の含有量の多いタイヤ製品により「年間環境功労賞(Environmental Achievement of the Year)」も受賞した。同賞は環境に最も配慮した技術を顕彰する新カテゴリー。当該製品は乗用車用とバス用の2種類があり、持続可能な素材をそれぞれ45%、58%含有する。現行のタイヤ製品と同等の性能を備えており、公道使用が可能だ。ミシュランによると、同種のタイヤ製品は世界初となる。