Mahle

独自動車部品大手のマーレ は8日、ドイツのシュツットガルトにある同社の気候風洞試験施設に直流の急速充電システムを導入したと発表した。最大350キロワットの電力で電動車に5分以内で走行距離100キロメートル分の電力を充電することができる。これにより、摂氏40度を超える灼熱の気候環境の下で温度に敏感なリチウムイオン電池を急速充電した場合の電池への影響や車内の快適性の変化などを調べることができる。リチウムイオン電池は、最大耐用年数(寿命)を確保するためには、摂氏15~40度の温度内に保つことが適切とされる。急速充電システムの導入により、同社の顧客にとっては電動車開発における試験の幅が広がる。

上部へスクロール