独自動車工業会(VDA) は6日、2023年の純粋な電気自動車(BEV)の乗用車新車登録が前年比8%減の約51万台になるとの予想を発表した。ドイツ政府が2023年から電動車向けの補助金を縮小したためで、BEVと燃料電池車(FCV)では支給額を引き下げ、プラグインハイブリッド車(PHEV)については補助金を廃止した。VDAは、プラグインハイブリッド車(PHEV)については、2023年の新車登録が前年比30%減の約25万5,000台に落ち込むと予想している。BEVとPHEVを合わせた電動車の新車登録は、前年比約8%減の約76万5,000台となる見通しで、乗用車新車登録全体に占める電動車の割合は、前年比3%減の28%になると予想している。