欧州自動車大手ステランティス傘下の独オペル がリコール(無料の回収・修理)を実施することが分かった。独業界紙『オートモビルボッヘ』(7日付、電子版)が報じた。対象は、2019~21年に生産した主力の小型車「コルサ」。方向指示器の不具合が原因で、ドライバーへの警告表示が作動しない恐れがあるという。リコール台数は世界で20万台強。ドイツでは約2万台が対象となる。対象車両を所有する顧客は、最寄りのディーラーでソフトウエアを更新することになる。今のところ、この不具合による事故(人身事故を含む)は報告されていない。