仏HYCCO、エストニアの燃料電池式発電機メーカーと共同開発プロジェクト

●バックアップ用の超軽量空冷式オープンカソード燃料電池を開発

●プロジェクトの実施期間は、2022年11月1日~2024年10月31日

仏新興企業のHYCCOは、エストニアの燃料電池式発電機メーカーPowerUP Energy Technologies(以下、PowerUP)と、バックアップ電源用の超軽量空冷式オープンカソード燃料電池(PEMFC)スタックを開発する共同プロジェクトを実施している。

当該プロジェクトでは、PowerUPの可搬形(ポータブル)発電機に使用する空冷式燃料電池スタック用に、HYCCOが軽量で薄型のカーボンファイバー製のバイポーラプレート(BBP)を、PowerUP は膜電極接合体(MEA)を開発する。

BBPは、燃料電池スタックの重量の約70%、総コストの最大30%を占めていることから、PowerUPのスタックの大きさや重量を大幅に小型化・軽量化することができる。

プロジェクトの実施期間は、2022年11月1日~2024年10月31日。PowerUPは、エストニアの貿易・投資・観光促進機関であるエンタープライズ・エストニア(EAS)から約101万5,000ユーロの資金支援を受けている。

PowerUP社ホームページ

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